はじめに

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科学する心

医療機関のホームページを見ると多くは 何ができますかとか こんな病気はこんな治療をします こんなに大きいとか こんな機会がありますとか 書いてあります
果たして大きいことがよいことですか
検査機械がいっぱいあっても何のためか理由があってちゃんと説明されて検査されているのですか?本当に必要なら迅速かつ正確にかつコミュニケーションのとれた提携機関のほうがより有用なのではないでしょうか?

本当に欲しい情報は たとえばおいしい料理を食べにいく時は
その店の伝統とか
料理人がどこで鍛錬されたか
どんな考え方をして仕事をしているのか?
ではないでしょうか?

科学する心の医療とは
母校 東京慈恵会医科大学の学祖 高木兼寛は

病気を診ずして 病人を診よ

と教えています。 今日のデータだけを診る医師が如何に多いかもう100年以上も前から感じていたのでしょう。同じ病気でもその環境 境遇 家族 そうゆうすべてのなかにいる患者が病気と共存しているのです。 ですから治療計画をするとき病気だけではなく家族の支えや環境を常に配慮する医療を我々は目指します

漢方医学から学んだこと

弁証論治

漢方医学は独学ではじめましたが勉強会があることを見つけ仙道先生から 弁証論治 の教えを学びましたが この中で
1)漢方医学は 本来ある姿からずれているのを元にもどすことから始めること、今の状態を治すこと、そして元となる原因はどこにあってそれを直すことが必要であること
また漢方には今の状態を治す薬もあれば またその大元になる薬など各々のくすりがあることを学びました
2)漢方医学は経験則ではなく科学であること
このことには異論を唱える方がおおぜいいらっしゃると思いますが この勉強会で学んだ一番大事なことは漢方には漢方の基礎の理論があってそれに基づいていく科学する心があるのです。
異なる病気でもその発生原因は同一であり、異なる症状が出ただけです。 このことは西洋医学の病名だけで漢方医学を理解しようとしたり、処方しても全く無意味なことは明白です。
ただその検査データが患者の表情だったり、顔色、舌の状態、訴えによるからです

さてこの2つを重ね会わすと同じようなことを意味していると思います

今の医療はガイドラインをつくり疾患名が決まり 今の検査データを入れれば その状態の治療法は決定されみんな平等な治療がうけられるとのが今の医療です。 これは誰でもどこでも平等な医療が出来るわけですが その原因はストレスであったり、生活環境であったりの大本となる原因を無視しているわけで 医師は患者と会話せずにコンピューターの画面と会話しても患者様にお尻を向いている状況を作り出しています。
また検査データが何ともないからと言って何でもありませんと診断してしまう素地があるのです。
すなわち患者様の訴えに対して真摯にそれを受け止め それに対する回答が本来必要なはずです。何もなく痰に気のせいにするにはあまりに危険が高いと考えます。

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